【ネタバレ映画レビュー】(500)日のサマー|小悪魔女子に翻弄され・・・たくない!キュートなあの子に負けない方法。

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可愛いあの子は気まぐれ系女子だった

オススメ度:☆☆☆

みなさん

本日の映画レビューのお時間でございます。

いやー、2017年ゴールデングローブ賞の発表、ご覧になられましたか?「ラ・ラ・ランド」が映画部門作品賞を獲得しましたね。日本で観られる日が待ち遠しいです!そして、エマ・ストーンが主演女優賞!いやー、アメイジングスパイダーマンから彼女の魅力に首ったけな僕としては大変嬉しいニュースでした。

女の子って、男性諸君にとってはほんと不思議な魅力がありますよね。思わず夢中になっちゃう・・・そんな恋をしたことがある人も多いのではないでしょうか。今回の映画「(500)日のサマー」のヒロインであるサマーも、そんな不思議な魅力に溢れた女の子です。

この映画、サマーを演じるズーイー・デシャルが可愛いと思えるかどうかで割と感じ方が変わるのではないかしら、と思っています・・・。というのも、終始サマーに振り回される主人公トムの視点で物語が展開していくからです。サマーを可愛いと思えないと、「さっさと別れなさい」としか思えなくなってくる可能性が大なのです・・・。それも踏まえて、あらすじを見ていきましょう。

あらすじ

舞台はロサンゼルス、グリーティングカードのライターである主人公トムは、なんて事のない、面白くも大変でもない日々を過ごしているごく普通の青年。学生時代の建築家への夢も早々に諦め、日々平坦に過ごしていました。

そんなある日、職場に秘書として入社をしてきた、一人の可憐な女性「サマー」との出会いで、彼の生活は一変していきます。

会社のパーティーで一気に距離を縮めた二人は、職場のコピー室で熱烈なキッスをしちまうくらいに仲が発展していきます。ただし・・・サマーはトムに念を押すように質問をするのです。

「真面目な付き合いは求めていないの、それでもいい?」っと。


トムは、カジュアルな関係もいいかもね!なんて言いつつ、自由奔放なサマーの振る舞いにだんだんと不安を募らせていきます。もうサマーなしでは生きていけない、そんななんとも情けない状態に陥ったりしながらも恋愛を通して徐々に自分自身の人生に向き合っていきます。

トムは最後にどんな決断をし、どんなことを学びとったのか?サマーはどんな人生を生きていくのか?恋愛映画ではありながらも、恋愛映画に収まらない、そんな展開が待ち受けている映画です。

なんてことないストーリー・・・でも脚本の構成が素晴らしい!

 
恋愛模様だけで終わらない、逸脱な脚本構成!

特筆するべきはその脚本の手腕です。ただ二人の恋愛模様を見せつけられるだけではたまったものではありませんが(すみません、恋愛ものの映画は本来苦手なのです(笑)

この(500)日のサマーは一味違います。

トムとサマーが知り合ってから、結論を迎えるまでの500日間の出来事を、時系列をシャッフルして見せていくような脚本になります。どんなカップルでも起こりうるであろう、二人のイチャイチャぶりや喧嘩、言い争いなんかも最後の500日目に向けて様々な視点で切り取られ、再構成されていく様は観ていて本当に面白い手法でした。

サマーに振り回されながらも、元々の夢出会った建築家を目指して再起していくシーンは、それまでのダメダメすぎるトムの描写も相まって見ていて気持ちがよかったですね!さっさとサマーと別れて自分の夢を追えよ!と終始思いながら見ていたので応援しながら見てしまいました

(500)日のサマーは、1組のカップルの関係を、時系列ごとに対比させながら、徐々に変化していく二人の気持ちをうまく表現している映画だと思います。

結局、サマーはなんなの?ただの嫌な女なの?

 
嫌な女、というだけではないと思う

この映画、致命的な翻訳ミスをしている部分があるんですよね・・・それが最後の、サマーがトムに、違う相手との結婚を決めた理由を告白するシーンです。

ここ、日本語訳だと「わからないわ、ただこうなったのよ」と言ってるいのですが、英語の字幕だと「あなたといた時にはわからなかったものがわかったの」というようなことを言っているんですね。

つまり、サマーは単純な嫌な女の子、自分勝手な女の子というよりは「本当の愛を知らなかった女の子」だったのではと思います。要するにトムはサマーが大人の女になるための踏み台だったのですね笑

【ネタバレ】終わり方には好印象、女の子だけの人生はNO

自分の人生を取り戻していく主人公が清々しい

この映画の終わり方は個人的にはとても気持ちの良い終わり方でしたね。

サマーの結婚がわかってから、トムはよくも悪くも自暴自棄になって、結果自分の本来の建築家という夢を本気で追い始めます。最初はサマーを忘れるための悪あがきだったのかもしれませんが、自分の本来の生き方を獲得していく姿はとても勇気をもらえました。

サマーと別れたことで、サマーという自分自身ではどうしようもないある意味での「災害(笑)」を経験したことで、他人を軸にした生き方ではなく、自分自身の心を軸にして生きていく方法を見出しました。

ラストシーンでは、サマーより可愛い女性との出会いも果たし、男として一皮剥けたというような表情で爽やかに物語は締められます。

サマーに対して嫌悪感を抱く人、共感を覚える人、きっと色々な女性がいらっしゃるのでしょうねー。共感する女性ってどのくらいいるのだろう?とか思いながら観ていました

(500)日のサマーは、恋愛映画でありながら、その脚本の妙とテンポの良い展開で飽きずに見ることができました。もともと恋愛映画はほとんど観ないので、期待値そのものが低かったのもありますが、映画の手法論としては非常に面白い映画でしたね。

是非、普段は人の恋愛なんて知ったこちゃねーという僕みたいな方々も、(500)日のサマー、ご鑑賞して観てはいかがでしょうか?映画ジャンルに新たな発見があるかも。

それでは!皆様、次の映画でお会いいたしましょう!

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感想(3件)

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