【美しい映画10選】思わず見惚れる、映像・ストーリーが美しいオススメ映画10選!

\この映画レビューをシェアする/

美しい映画10選

 週末の映画選びに、オススメ映画ピックアップ!

物語・映像、その全てが美しい。そんな映画たちを私スガカズの独断と偏見でピックアップをした美しい映画10選』です!

元デザイナーの知見をフルに活かして、映像の色彩が美しく、そしてストーリーはノスタルジーを刺激されるような映画を選びました!

鑑賞した日の夜、眠りにつく頃にじんわりと心に蘇るような、そんな映画たちをまとめました。この中に一つでもピンとくる映画あれば、他の映画も必ずお気に召すと思います!ぜひ、オススメ映画10選ご覧ください。

リリーのすべて
【オススメ度:☆☆☆☆☆】

監督:トム・フーパー 主演:エディ・レッドメイン

世界で初めて性適合手術を受けた『リリー・エルべ』の自伝的作品

本当に美しい映画でした。主人公であるヴェイナーは、心の「女性の部分」をひた隠し、男性として生きている画家です。妻であるゲルダとは心から愛し合っていて、本当に良い夫婦なんです。しかし、ヴェイナーは自分の中の女性の部分、「リリー」としての「心」を自覚した時、徐々にありのままの「自分」に素直に向き合って行くようになります。

レッドメインの美しくも儚い演技が美しい

なんといってもレッドメインの演技に圧倒されます!本当に素晴らしい!ヴェイナーとリリーの間で揺れる女性としての、男性としての、両方の心に揺さぶられていく表情や仕草の変化は圧巻です。

妻ゲルダ役のアリシア・ヴィキャンデルももう一人の主人公として素晴らしい演技を見せてくれます。ゲルダの想いとリリーの心とがぶつかり合い、理解できない中でもお互いの存在を愛し続ける二人の姿は、「愛」というものが何かを教えてくれているような気がします。素晴らしい映画です。

ライフオブパイ
【オススメ度:☆☆☆☆☆】

監督:アン・リー 主演:スラージ・シャルマ

美しい映像のオンパレード、幻想的な色使いが魅力的な舞台設定を引き立てる

ライフオブパイはストーリーの面白さもさることながら、特筆すべきはその映像体験の特殊さです。一面地平線しかない、そんな海が、主人公の心情やシーンの意味によって美しい色合いの変化を見せるんです。

この映画の各シーンは、主人公の回想、思い出話としてストーリーが展開していきます。そして、「作り話なのか、事実なのか」という夢うつつのような不思議な感覚がずっと頭にふわふわと漂っているような、そんなふうに感じた映画です。

ホテルグランドブタペスト
【オススメ度:☆☆☆☆】

監督:ウェス・アンダーソン 主演:レイフ・ファインズ

色彩設計の鬼才、ウェス・アンダーソン色溢れる作品!

敬愛するウェス・アンダーソン監督の作品です。彼の映画は全体的にシーンごとのレイアウトがめちゃく面白いんです。アシンメトリーの構図を多用したり、シーン毎にテーマカラーが設定されていて、画面が切り替わる毎に色彩が移り変わったり、映像的にすごく面白いものとなっています。

海外のおしゃれなアプリゲームあるじゃないですか、「monument valley」とか、そういうモダンな雰囲気を感じさせる演出がたくさんあります。

ストーリーそのものはクセがあって、好きな人はタマラナイと思います。実際、僕はウェス・アンダーソン監督の映画のストーリーテリングは大好きですね。不思議な後味のある映画です。

ファンタスティックMr.FOX
【オススメ度:☆☆☆☆】

監督:ウェス・アンダーソン 主演:ジョージ・クルーニー

キツネパパ大活躍のパペットアニメーション!

「キツネはドロボウ」そんなイメージが海外にはあるそうですが、もれなくこのファンタスティックMr.FOXの主人公もしっかり泥棒家業に勤しんでおります。

ファンタスティックな生き方しかできない主人公Mr.FOXは、人間たちの飼育場から鶏などの家畜を盗みまくります!

パパの生き様をとくとみよ!父の背中が頼もしくも滑稽で面白い

「もっと良い暮らしがしたい!」そんな純粋な野心を叶えるため、人間たちから根こそぎ盗みまくっていくんです。当然、盗まれる人間サイドもだまってはいません。人間vs動物たちの仁義なき戦いが繰り広げられていく、そんなあらすじです。

この映画もウェスアンダーソン監督作品です。ホテルグランドブタペストと同じく素晴らしい色彩設計で、大変美しいのはもちろんなのですが、パペットアニメーションらしい可愛らしくもちょっと不気味な絵面がまたクセになります。

ナイトメアビフォアクリスマとかの画が好きな人はハマるのではないでしょうか!

ビッグフィッシュ
【オススメ度:☆☆☆☆】

監督:ティム・バートン 主演:ユアン・マクレガー

ティム・バートン監督の名作!思い出の中の「夢と真実」の物語

不思議な映画です。とーっても不思議な映画。ティム・バートン監督作品らしい、鑑賞後に寂しいような、清々しいような、そんな心に残るの感覚を残してくれる映画です。

ジャーナリストのウィル・ブルームという男が主人公です。彼の父であるエドワードは、自分の奇想天外な人生のエピソードを人に聞かせるのが大好きなんです。ウィルも幼い頃はそんな父の話が大好きでしたが、大人になるにつれ「また親父のホラ話が始まった」程度にしか感じられなくなってしまいます。

ウィルとエドワードは、そういった小さな関係の綻びが重なり、ウィルの結婚式当日エドワードのいつもの「ホラ話」がきっかけで仲違いをしてしまいます。それから二人は会うこともなく、日々を過ごしていたのですが、ある日ウィルの元にエドワードが倒れたと連絡が入ります。
エドワードは、病床でも相変わらず「ホラ話」を語って聞かせようとします。ウィルはうんざりしながらも、エドワードの身辺を整理していく中で、いくつか父の足跡を示す書類を見つけます。

真実と夢が織りなす幻想的な映像体験

「父の話は真実なのか?」長年の疑問に突き動かされるように、父の人生を追いかける小さな旅に出ていきます。ウィルの旅と、エドワードの旅、交互に照らし合わせるようにして進むストーリーは、積もり積もった雪が徐々に溶けていくようにして二人の関係を整理していきます。
エドワードの幻想的な思い出の映像と、ウィルの事実を解き明かしていく現在の映像とが美しく溶け合っていく流れは素晴らしいです。ラストシーンは僕は泣いてしまいました・・・こういう家族のお話は弱いのです・・・。

ムーンライズキングダム
【オススメ度:☆☆☆☆】

監督:ウェス・アンダーソン 主演:ジャレット・ギルマン

少年少女の逃避行、あの時僕らは何が欲しかったのか

またまた、ウェス・アンダーソン監督の作品「ムーンライズキングダム」です。ウェス・アンダーソン監督の絵作りには「思春期」というテーマは非常にマッチしているなと感じますねー。彩度が低めで、北欧っぽい陰鬱な美しさのある画面は、まさに多感な時期に人生を模索してく過程を表現するにぴったりだと思います。

舞台は1960年代のニューペンザンス島。イギリスのコーンウォール地方にある温暖で穏やかな地域です。主人公はボーイスカウトのサムと、島で暮らすスージー。二人はそれぞれに家庭に問題を抱えており、日々の生活にうんざりしていました。

ある日サムのボーイスカウト脱走をきっかけになんと「駆け落ち」を実行します。まだ幼いながらも、心に生まれだばかりの「愛」を共有しあう二人。両親やボーイスカウト、地元警察といった「大人たち」に追いかけられながらも、その逃避行の中でじぶんたちを取り巻く環境を客観視していきます。

思春期を忘れた大人たちへ

こういう風に文章にするとなんだか固いボーイミーツガールものに感じるんですが、その実すごくウィットに富んだ表現で面白おかしく「思春期という大人が失ってしまった感覚」を表現している映画です。ウェス・アンダーソン監督の映画はどれも独特な雰囲気と間があって僕は大好きなんです。

言の葉の庭
【オススメ度:☆☆☆☆】

監督:新海誠 主演:花澤香菜

新海誠の真骨頂「切なさ」が溢れる、出会いと別れの物語

「君の名は。」で一気にメジャーへと躍り出た感のある新海誠監督ですが、昔から彼を好きなファンにとっては「秒速5センチメートル」や本作「言の葉の庭」の方が好きだという方も多いのではないでしょうか?

僕自身も「君の名は。」は大好きなのですがこの「言の葉の庭」の方が好きな作品だったりします。何と言っても「切なさ」が溢れる素晴らしいストーリーと映像なんですよ。

靴職人を目指している高校生のタカオと、職場の環境に合わせることができず苦しんでいる高校教師のユキノ。二人の共通点は「雨の日に庭園のベンチで過ごすこと」。お互いに名前も素性も知らない二人が、「雨の日」という唯一の言葉のない「約束」を頼りに、少しづつ心を通わせていきます。

これが恋なのか、はたまた抱えた問題からの逃避でしかないのか、人生の袋小路に立った二人がどんな選択をし、どんな風に人生を歩みだすのかを描いた作品です。

新海節炸裂の映像美!

何と言っても映像の美しさは他のアニメーションとは比較できない程の美しさです。冒頭の映像だけでも息を飲むほどです。

僕は個人的に主題歌「rain」がたまらなく好きです、この主題歌が映画全体の雰囲気を作っていると感じるくらいです。流れるのはエンディングなのですが妙に心に残るんですよ。

ちなみに、この映画の主人公であるユキノは「君の名は。」にも少し登場してるんです。ぜひ今作を見てから「君の名は。」を鑑賞することをオススメします!

ブレンダンとケルズの魔法
【オススメ度:☆☆☆☆】

監督:トム・ムーア

革新的な映像表現!ケルト模様で表現する新しいアニメーションのかたち

トム・ムーア監督は昨年公開された「ソング・オブ・ザ・シー」で徐々に日本での知名度も上がってきている監督ですが、この「ブレンダンとケルズの魔法」は数々の賞を受賞した、トム・ムーア監督の出世作とも言える作品です。

何よりも驚いたのがその絵作りの特殊さです。僕はこの映画を見たときに「アニメーションにこんな表現方法があったとは!」と衝撃を受けたことを覚えています。

背景画の表現が「ケルト文様」を元にしているんです。美しい文様がそれぞれのシーンを演出していて、主人公であるブレンダンの気持ちを代弁しているかのようでした。

また、ストーリーも「本を書き、語り継いでいくための冒険」というあらすじで、非常に美しいものです。知識というものを語り継いでいくのは、人が正しい行いを積み重ねていく為に必要不可欠なものです。

崇高な意思のもと、純粋な思いを成就させる為にまっすぐに進んでいくブレンダンの姿はすごく勇気をもらえます。

キャラクターがみんな可愛らしい!

特に狼の化身であるアシュリンという女の子が本当にものすごく可愛いです・・・!
カートゥーン的な動きの可愛らしが更にアイスリングの魅力を引き立てていると思います。「パワーパフガールズ」や「悪魔バスタースターバタフライ」などの作品の絵柄が好きな人はきっと大好きな絵だと思いますよ。

ルノアール 陽だまりの裸婦
【オススメ度:☆☆☆】

監督:ジル・ブルドス 主演:クリスタ・テレ

晩年のルノワールとその家族を描いた、静かで美しい作品

あまり有名ではない作品ですが、「美しい映画」という観点で好きな作品の一つです。ルノワールの後期の傑作「浴女たち」の制作秘話のようなストーリーです。

晩年、リュウマチにより絵筆を持つこともままならないほどの痛みと戦っていたルノワール。追い討ちをかけるように幸いの妻に先立たれ、息子のジャンも戦争で怪我を負ったとの知らせを受けて失意のどん底にいました。

そんな中、亡くなったはずの妻の依頼で、デデという美しい女性がモデルとしてルノワールの前に現れます。

その美しさに再び筆を持ち、創作を始めるルノワール。息子のジャンも戦地から戻り、しばしの幸せで美しい日々を過ごしていきます。

ともに過ごすうちにジャンとデデは愛し合うようになり、一緒に映画を撮ろうと話し合うようになります。ルノワールという偉大すぎる親を持ったジャンは、自分の人生に迷いはじめます。デデと父親の間とで揺れるジャンは、果たしてどんな選択をするのでしょうか?

自然と女性の美しさのコントラストが素晴らしい!

ざっくりとしたあらすじはこんな感じです。晩年のルノワールを描いていることから、作品全体には少し物悲しさが付きまといますが、それもまた退廃的で美しい雰囲気を作り出しています。

何と言ってもそのタイトルにもあるように、陽だまりの中でデデが一糸纏わぬ姿となりスケッチをするシーンなどはなんとも言えない美しさがあります。

南フランス、コート・ダジュールの暖かく牧歌的に映像は、当時の印象派が描き出そうとしていた「光の美しさ」をそのまま表現したかのような、そんな映像です。本当に綺麗な映画です。

少年時代
【オススメ度:☆☆☆】

監督:篠田正浩

なぜか「懐かしい」と感じるノスタルジックな作品

井上陽水の「少年時代」はあまりにも有名な曲ですが、映画まで見たことがあるという人は割と少ないのではないでしょうか?この映画の美しさはまさに「昭和という時代」を描ききっているところにあるのではとおもいます。

僕は平成生まれなので、昭和という時代は全く知らないのですが、なぜ「懐かしい」と感じるんですよね。その要因としてはこの映画の持つ「昭和の日本」という一つのテーマを描ききっている点が大きいと思います。

太平洋戦争末期の少年たちを描いていて、東京から富山の田舎へ疎開してきた主人公「進一」の目線でストーリーは進んでいきます。

古き良き日本を体感する

鑑賞する観客は、東京からきた少年というある意味「外部の視点」を主人公と共に共有しています。その目線を通してみる昭和の田舎の生活は、どこか奇妙であったり、信じられないような価値観がのさばっていたり、ほとんどファンタジーの域なんですよね。

でもそこに生活感を感じるのはやはり私たちが「日本人」だからなのかなと思ってみたりもします。

そういった「ノスタルジー」と、田舎の文化に徐々に慣れていく進一との感覚の共有がこの映画の美しさを引き立てていると思います。特にラストシーンは不覚にも涙してしまいました・・・少年同士の友情って美しいですね・・・この映画を見てから「少年時代」という曲が更に好きになりました。

美しい映画10選、いかがでしたか?

僕は映像の美しい映画が大好きで、特に少し彩度の抑えられた影のある美しさがある映画が大好きなんです。今回オススメさせていただいた映画はいずれも、”色彩”がとっても美しいと感じた映画たちです。特に、「ブレンダンとケルズの秘密」はアニメーションの表現方法として大変感銘を受けた一本です。レンタルとかではほとんど見られないと思います。

そのほかの作品についても、映像やストーリーに美しさを感じた作品ばかりです。少し切なかったり、なんとも言えないノスタルジックな雰囲気があったり、鑑賞後に心に残るものがある映画たちだと思います。ぜひ、週末のお供に選んで見てください。

オススメの10本です、見られた方の感想などなどお待ちしていますー!

・・・あなたは、この映画見ずにシネマスカ?

それでは!次回の映画レビューでまたお会いしましょう!バイバーイ!

スガカズこの映画見ろよ!などなど、オススメ映画がありましたらコメントなどで教えていただけると大変嬉しいです!たくさん素敵な映画が見たーい!

\この映画レビューをシェアする/

\twitter、RSSフィードでフォローする/

スポンサーリンク