【ネタバレ感想】ラ・ラ・ランド|夢追い人にエールを!デミアン・チャゼル監督の渾身の一作

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(本ページの画像はLA・LA・LAMND公式ページから引用 Copyright © GAGA Corporation. All Rights Reserved.)

皆さま!映画レビューのお時間でございます。

今回はあの話題作

「LA・LA・LAND」

2016年度のアカデミー賞では、最多のノミネート数を誇った今作ですが、実際かなり挑戦的で美しい映画だったと思います。ネタバレありのレビューですので、未鑑賞の方は映画館へゴーですよ〜!

色彩豊かなミュージカルシーン

のっけからやられましたね〜、冒頭のミュージカルシーンのワクワク感は凄まじい!大渋滞の高速道路で繰り広げられるダンスはまさに「自由奔放」

みんな思うがままに自分の得意なこと、好きなことを活かして踊り、遊び、歌うんです。

「自由でいること」それがこの映画のテーマだと思うんですよね。それぞれに個性があって、人生があって、みんな別々に生きているのだけど一緒に過ごした時間は「共有」できるんですよね。自由な上で、一緒にいる時間を共有する。そしてまたそれぞれの道へ・・・。

そういった「ラ・ラ・ランド」のテーマ性をバシっと表現しているのがこの冒頭のミュージカルシーンです。

サンセットのダンスシーンが最高

もう一つ印象的なシーンといえば、メインビジュアルにもなっているミアとセブの、サンセットを背景にしたダンスシーン。なんと美しいシーンなんだ!と思いましたね〜。

「雨に唄えば」のタップダンスを彷彿とさせる、二人の息がぴったり合ったとても可愛らしいダンスなんです。

知り合ったばかりの二人が、お互いを知り合うために少しづつ呼吸を合わせて行くような、偏見と意見をぶつけ合うような、小学生の男女のようなギスギスした感じ。だんだんと歩調が合って行くのがわかる。ダンスが終わるのが惜しい。二人のそんな想いがひしひしと伝わる良いシーンですね〜、必見です。

空想的なシーンの多さが魅力

この映画、観客に想像力を求める空想的なシーンが多いのが印象的でしたね。よくわかんないんですよ、ミュージカル映画らしくてえ?これってどういうこと?現実?みたいな。

ダンスや歌で感情を表しているシーンも多いので、苦手な人ははっきりと苦手だな〜と感じる襟がでもあるような気がしますね。僕はすごく綺麗だな〜と思って鑑賞していましたけど、まぁ意味はよくわからん、みたいなとこもちょくちょくあったかなぁ。でもそういう感想って無粋ですよね、ミュージカル映画だもの。ミュージカル映画は突然歌い出すもんです、そこがいいのです。

ミュージカル的な演出は意外に少なめ?

とはいえ!僕がコテコテのミュージカル映画を期待しすぎていたのもあり、割と普通の映画だなーという印象がありました。僕としては少し残念。

「LA・LA・LAND」の場合、ミュージカル要素は表現の一翼に過ぎないっていう感じでしょうか。人間ドラマというか、恋愛ドラマというか、意外にそっちの方に比重が置かれていたように思います。

セブとミアの二人の関係の行方と、夢を追うこと、夢を叶えることとのバランス・・・。夢を追っている人なら一度は天秤にかけたことがあるであろう、大切なものの選択。大切なものを手放しても、それでも成さずにはいられない夢の為に走って行く、そんな映画でしたねぇ。

ダンスシーンは多いけど、ミュージカルっぽくはない?ミュージカル映画を期待しすぎて行くと肩透かしくらうかも。

エマ・ストーンのキュートさ!

もうこれは多くは言うまい。

ねぇ、もう。

天使だよねぇ。

本当にねぇ、可愛いねぇ。

ちょこっとしか出てこないんですけど、最近話題の「ソノヤミズノ」さんも出演されておりました!「エクスマキナ」や「ハートビート」での演技がすごくよかった女優さん。大注目ですよ〜。

【ネタバレ】ラストシーンには物申したい

ネタバレですが、最後の締め方は僕はあんまり好きじゃなかった。

ミアとセブは、それぞれに「女優になる」「自分の店を開く」と言う夢を叶えるため、「別れる」と言う結末に至ります。

それまで、セブとミア、二人の「夢」について語ってきた映画です。

二人がそれぞれに自分の「夢」と対峙し、それぞれの意思でお互いに離れることを決意して、夢を勝ち取ったんです。

ところが!ミアはすでにセブとは別の男性と結婚して子供もいる、と言う描写があるです。それはいらないでしょ〜!!!って思いました。

それまで二人の意志や決意に焦点を当てていたのに、突然ここで「言い訳がましい説明」になっちゃってると思うんですよ。旦那や子供が「セブとは戻れない理由」になっちゃってる。

二人は別れる決断をした、その後夢を叶えて再会した。でも二人の道はもう別々になってしまったから、二人の「意志」で「戻らない」ことを決断するべきシーンだったと思う。その方が切なくないですか?

ラストシーンまで非常に感動していた映画なので、珍しく批評を書いてしまった!うーん、旦那と子供の描写はいらなかったと思うんだけどなぁ・・・皆さんはどう感じましたか?

とは言うものの、大変良い映画だったのでレビュー書いてるんですけどね!
あの「セッション」のデミアン・チャゼル監督作品なんて期待しない訳ないじゃないですかー!!!完全にデミアン・チャゼル監督のファンになっちゃいましたね。次回作に期待大です!

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「ラ・ラ・ランド」でも随所にオマージュが見られる

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是非、劇場に足を運んでみてください、とても楽しめる映画ですよ。

BGMがとても素敵なので、劇場での鑑賞がオススメ!

僕は土曜日に見にいったので、人が多めでしたが・・・さすが話題作・・・。

それでは、皆様また次の映画で

あなたはこの映画見ずにシネマスカ?

ではでは〜良い映画ライフを〜。